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【FIFINE K683Aをレビュー】 Web面接も配信もいける高音質コンデンサーマイク

FIFINE K683A

「就活・テレワーク用にちょっと良いマイクが欲しい」「Vtuberとして配信を始めたい」「ノイズの少ないマイクが欲しい」

そんなお悩みを持っていませんか?

Zoomって、面接や大事なミーティングだと音質が気になりますよね。 安いイヤホンを使っていると、ノイズがひどく声も聞きづらくなります。

「音質が悪い」「音質に気を遣っていない」というだけで、印象が悪くなりかねません

そんなことで、第一志望の面接で落とされたり、商談がパーになるのは最悪ですよね。

そんな方にオススメしたいのが、FIFINE(ファイファイン)様よりご提供いただいた、K683Aという「ちょっといいコンデンサーマイク」です。

3行でレビューすると、こんな感じです。

  1. 7000円弱で、YouTube配信ができるほど音質が良い
  2. ポップガード付きでノイズが激減する
  3. 台座が場所をとる点だけ注意

「どうせマイクを使うなら、良い音質にしたい」という方に、価格も機能性もバッチリなマイクです。

この記事の内容は、マイク紹介・音質レビュー・メリット・デメリットと対策・K670との比較、です。

読み飛ばしガイドで、気になるところから読んでいってください。

この記事は、企業様から商品提供をいただき、レビューを執筆しております。

目次

結論:FIFINE K683Aは、ZoomもYouTubeもいける優秀なマイク

まずは簡単に、FIFINE K683Aがどんなマイクかを紹介します。

  • USB接続のコンデンサーマイク
  • 価格はAmazonで6899円
  • ポップガード付き

FIFINE K683Aは、こんな方にオススメのコンデンサーマイクです。

  • Web面接用に、音質の良いマイクがほしい
  • YouTube配信用に、そこそこのマイクを探してる
  • 知識いらずで簡単に使えるマイクがいい

使ってみてわかった、メリットとデメリットはこちらです。

メリット
デメリット
  • YouTubeができるクリアな音質
  • ポップガードによるノイズ低減
  • USBを挿すだけで使えて、かつUSB-Cでも接続できる
  • ミュートボタンがある
  • 台座が大きく場所をとる
  • やや価格は高い
  • 電動昇降デスクだと、タイプ音が響く

購入できるのはAmazonだけです。楽天・ヤフーは取り扱いがなく、公式ショップは日本への発送はありません。

Amazonでは、クーポンも時々出ています。

Amazonの500円オフクーポン
Amazonの500円オフクーポン

それでは、結論をお伝えしたところで、ここからはより詳しく、レビューしていきます。

気になるところだけサクサク見ていってください。

FIFINE K683Aってどんなマイク?【商品紹介】

まずはFIFINE K683Aというマイクの紹介をしていきます。

特徴やスペック・開封とデザインの写真・使い方、の3つに分けてレビューします。

軽く流し読みしていってください。

FIFINE K683Aの概要・特徴を紹介

まずは、FIFINE K683Aがどんなマイクなのか、概要や特徴を紹介します。

まずFIFINEさんは、中国のほぼマイク専門メーカーさんです。公式ショップはこちらTwitterはこちら

簡単に書くと、ポップガードが付属し、単一指向性で、USBを挿せば使えるコンデンサーマイク、です。

補足

「単一指向性」とは、ある方向からの音を拾いやすい、ということ。
「コンデンサーマイク」とは、音を拾いやすいマイクの種類のこと。
詳しく知りたい方へ→コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い~おすすめマイク【今さら聞けない用語シリーズ】

詳しくスペックを知りたい方は、下のバーをタップしてください。

以上が簡単なFIFINE K683Aのご紹介でした。

アイジュ

最安クラスのマイクと違い、機能盛りだくさんですね。

続いては、写真をメインに、開封や外観をお伝えしていきます。

FIFINE K683Aの開封とデザインのレビュー

マイクの概要がわかったところで、続いてはFIFINE K683Aの開封レビューをしていきます。

アイジュ

写真を流し見していってください。

まず梱包はこちら。中国メーカーですが、しっかりしていますね。

梱包はしっかりしてる
梱包はしっかりしてる

箱を開けると、マイクがスポンジに包まれています。

スポンジに包まれたK683A
スポンジに包まれたK683A

同梱物は、以下の通りです。

  • マイク本体
  • 台座
  • ケーブル
  • ポップガード
  • 説明書
  • マイクアーム取り付け用のネジ
同梱物のマイク・説明書・小物ボックス
同梱物のマイク・説明書・小物ボックス
小物ボックスの中身
小物ボックスの中身

マイクの本体がこちら。マットなブラックで、高級感がすごいです。

マイク本体がかっこいい
マイク本体がかっこいい

マイクのサイズ感は、缶コーヒーを少し太らせたくらい。

K683Aは缶コーヒーよりちょっと大きい
K683Aは缶コーヒーよりちょっと大きい

前には音量つまみとミュートボタン、後ろにはイヤホンジャックがついています。

音量つまみとミュートボタン
音量つまみとミュートボタン
背面にはイヤホンジャック
背面にはイヤホンジャック

マイクの下には、USB-Bの端子を繋ぐ穴があります。

USBを繋ぐ部分と、台座につけるネジ穴
USBを繋ぐ部分と、台座につけるネジ穴

台座は三脚式になっていて、広げて使います。

台座は三脚式
台座は三脚式
MAXまで広げて使う
MAXまで広げて使う
アイジュ

最大まで広げないと、倒れます。

台座のネジ穴に、マイクのネジをくるくる回して取り付けていきます。めっちゃ簡単でした。

台座のネジ
台座のネジ
マイクに台座を装着
マイクに台座を装着

立派なマウスが完成した様子がこちら。カッコいいですね。

とりあえずK683Aが完成
とりあえずK683Aが完成
K683Aを横から観察
K683Aを横から観察

マイクは手間のレバーを回すと、傾けられます。可動域はかなり広いです。

手前のレバーを回すと傾けられる
手前のレバーを回すと傾けられる
K683Aは前後に動く
K683Aは前後に動く
後ろ側は限界まで傾く
後ろ側は限界まで傾く
手前はお辞儀したぐらいまで傾く
手前はお辞儀したぐらいまで傾く

ポップガードは、メッシュというより金属っぽい作りです。安っぽいものを想像していたので、驚きました

ポップガードは金属っぽいしっかりしたもの
ポップガードは金属っぽいしっかりしたもの
内側は固定用のゴムがついている
内側は固定用のゴムがついている

ポップガードは、ゴムでマイクに固定するだけ。

伸縮するゴム
伸縮するゴム
マイクに被せて固定するだけ
マイクに被せて固定するだけ

完成したFIFINE K683Aがこちら。ポップガードがつくと、一気にプロっぽくなってかっこいいですね。

K683A完成!
K683A完成!
横から見た図
横から見た図

ケーブルは2mと結構長いです。結束バンドがついているのは、かなりの親切設計ですね。

2mのUSBケーブル
2mのUSBケーブル
結束バンドが便利
結束バンドが便利

ケーブルの端子は、マイクに挿す側がUSB-B、パソコンに挿す側がUSB-A,USB-Cの2種類あります。

USB-A,Cどちらでも繋げる
USB-A,Cどちらでも繋げる
アイジュ

Macでもハブ不要で使えるのはありがたいです。

マイクアームに取り付ける用の、変換ネジもついています。

マイクアーム用のネジ
マイクアーム用のネジ
マイクの台座との接続部分につけるもの
マイクの台座との接続部分につけるもの

説明書は日本語で、ちゃんと読めるので安心です。

日本語の説明書
日本語の説明書

以上が、FIFINE K683Aの開封レビューでした。

それでは次に、どうやって使うのか、簡単にご紹介します。

FIFINE K683Aの使い方をレビュー

FIFINE K683Aの使い方は、USBを挿して音量を調節するだけです。

ソフトをダウンロードして設定したり、別の機材を買う必要もありません。

Macにもハブなしで繋げます。

Macにもハブなし、ケーブル1本で繋げる
Macにもハブなし、ケーブル1本で繋げる

デバイスにマイクを接続すると、ランプが緑に光ってわかりやすいです。

接続すると緑のランプが点灯
接続すると緑のランプが点灯

ミュートボタンを押すと、ランプが赤くなります。

ミュートボタンを押すと赤く点灯
ミュートボタンを押すと赤く点灯

音量は、つまみを回して調節します。左に行くと小さく、右に行くと大きくなります。

パソコン側でも音量を調節します。Macだと、設定>サウンド>入力タブ>FIFINE 683 Microphoneを選択>入力音量を調節、という感じです。

音質が良かった設定は、いろいろ試した結果、マイク側がほぼ音量最大、Mac側が80%でした。

マイク側は音量ほぼ最大
マイク側は音量ほぼ最大
Mac側の入力音量は80%前後
Mac側の入力音量は80%前後

イヤホンジャックにヘッドホンを繋ぐと、マイクで拾った音を自分で聞けます。

イヤホンジャックで配信者モード
イヤホンジャックで配信者モード

配信者さんには嬉しい機能ですね。

以上が、FIFINE K683Aの使い方のレビューでした。

それでは、「じゃあ肝心の音質は良いの?」というのが、一番気になりますよね。

ここからは、実際の音声で、音質をレビューしていきます。

FIFINE K683Aの音質をレビュー

FIFINE K683Aのマイク性能はどうなのか、音質をレビューしていきます。

結論を先に書くと、音質はかなり良く、ノイズも抑えられています

私が収録した音声を載せているので、気になるものだけ聞いてください。検証したのは、3つの項目です。

  1. 声がクリアかどうか
  2. ノイズや環境音はどれくらい入るか
  3. タイピング音をどれくらい拾うか

1つ注意してほしいのが、聞くときはスマホやイヤホンの音量を変えずに聴いてください

全て同じ設定で録音しているので、ノイズやタイピング音の入り具合が分かりやすくなります。

音量設定は、マイク側がほぼ最大、Mac側が80%にしています。

それでは、音質チェックへどうぞ。

声はかなりクリアに聞こえる

まずは、一番大事な声を聞いてください。

検証したのは、距離を0cm・15cm・30cmにして話した音声、Macのマイク音声、3方向からの音声、です。

マイクから0cm、目の前で話した音声です。

マイクの目の前から録音
マイクの目の前から録音

マイクから15cm、椅子に座って普通の姿勢で話した音声です。

椅子に座ってマイクに録音
椅子に座ってマイクに録音

マイクから30cm、少し遠くから話した音声です。

マイクから離れて録音
マイクから離れて録音

声はノイズなくとてもクリアに聞こえます。

アイジュ

Vtuberさんが話してても違和感がない、と思いません?

それでは、Macで録音した音声と比べてみましょう。

Macで録音した声は、こもっていて、若干反響したように聞こえますよね。

この音質に差を感じたなら、K683Aを買う価値があります。

続いては指向性のチェックとして、前・横・後ろで話し、音の拾い方の違いを聞き比べてください。

まずは、真正面から話した音声です。

続いて、真横から話した音声です。

真横から録音
真横から録音

最後に、真後ろから話した音声です。

真後ろから録音
真後ろから録音

単一指向性、というだけあって、前からの音声が一番きれいでした。ですが、後ろでもそれほど音質はひどくなりません。

以上が、声のクリアさのチェックでした。

ノイズは0ではないが、ほぼない

続いては、FIFINE K683Aのノイズ、環境音の拾い具合をチェックしていきます。

まずは、無音状態での「サーっ」というホワイトノイズのチェックです。

アイジュ

ほとんど聞こえませんね。

無言のときの、エアコンの音がこちら。

エアコンをつけて話した音声がこちら。

エアコンがマイクの真上にあるせいで、無言だとやや音が入ってしまいます。ただ、話していれば気にならなくなります

エアコンがデスク近くにないなら、特に音は入らないと思います。

続いて、マグカップを持って置いてみます。

ノイズも環境音も、Zoomで面接するぐらいなら全く問題ないと感じました。

ただ配信者さんは特に、ノイズやエアコンの音が気になりますよね。

対策としては、マイクの音量を下げる・その分近くで話す・声を張る、などをすると、ノイズをさらに拾いづらくなります。また、OBSでの設定で、ノイズフィルターをかければさらにノイズは減ります。

マイク側の音量を1時の方向まで下げた音声がこちら。

ノイズは小さくなっていますね。

アイジュ

私は声が小さいので、仕方なくマイク音量を上げています。

以上が、ノイズと環境音のチェックでした。

タイピング音はそこそこ拾う

最後に、FIFINE K683Aのタイピング音の拾い具合をチェックします。

タイピングしてみた音声がこちら。

アイジュ

ガッツリ入ってますね。

コンデンサーマイクなので、タイピング音はどうしても拾いやすいです。しかもキーボードは、場所的にマイクと離すのが難しいので、仕方ない部分ではあります。

対策としては、静かにタイピングする・マイクを少し離す、などがあります。

マイクとキーボードを少し離した音声がこちら。

マイクとキーボードを離す
マイクとキーボードを離す

タイピング音が、多少は小さくなりましたね。

他にも、マイクアームを使うのも有効です。詳しくはデメリットで紹介します。

以上が、FIFINE K683Aの音質チェックでした。

「音質めっちゃいいやん」と思った方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

ここからは、実際に私が使って感じたメリット・デメリットをお伝えしていきます。

FIFINE K683Aのメリットを4つレビュー

私がFIFINE K683Aを使ってみて、わかったメリットは4つです。

  • YouTube配信ができるほどクリアな音質
  • ポップガードでノイズが激減する
  • USBを挿すだけで使えて、USB-Cでも接続できる
  • ミュートボタンがある

1つずつ、サクッと説明していきます。

YouTube配信ができるほどクリアな音質

マイクで何が一番重要かというと、もちろん音質ですよね。

FIFINE K683Aは、配信者さんでも使えるほど音質が良いです。

これは、先ほどの音質チェックでもお伝えできたと思います。

話している自分の声だけがくっきり聞こえ、ノイズも少なく、「YouTubeでこの音声が流れてきても、別におかしくない」レベルでした。

もちろん、数万円するマイクとオーディオインターフェースを使った、ガチガチの機材には敵わないとは思います。

ただ正直、安いイヤホンのマイクとは比べものにならないと感じました。

Zoomで面接を受ける、新人Vtuberとして配信を始める、ぐらいの用途であれば十分な高音質ですね。

アイジュ

私が将来YouTubeにレビューを上げる際は、このマイクでやる予定です。

ちなみに、安いイヤホン・Macのマイク音質は、動画をあげています。気になる方は聞いてみてください。

K670は、K683Aの1つ前のモデルです。音質はK683Aと同じくらい良いです。

安いイヤホンと、FIFINEのマイクの比較

ポップガードでノイズが激減する

FIFINE K683Aは、付属のポップガードおかげで、ノイズが激減します。

これが、このマイクを配信者さんにもオススメできる最大の理由です。

「そんなに変わらやろ?」って方のために、比較音声を用意しました。

まずはポップガードなしで、マイクの目の前で話した音声がこちら。

アイジュ

クチャ、というリップノイズが少し気になりますね。

ポップガードありで、目の前で録った音声がこちら。

アイジュ

リップノイズがほとんど聞こえ無くなりました。

口を開けたときに出る「クチャ」という音は、不快に感じる方が多いです。

Web面接など、Zoomでの会話であればそこまで問題はありません。しかし配信者さんだと、「音が汚い」という理由だけで視聴者が離脱するリスクがあります。

ポップガードをつけるとこの不快音を消せるので、これはK683Aを買う大きなメリットになります。

USBを挿すだけで使えて、USB-Cでも接続できる

FIFINE K683Aは、USB接続で使えるだけではなく、USB-Cにも対応しています。

USBで繋げるだけなので、難しい設定や機材トラブルなく、誰でも簡単に使うことができます

私がこれまで使っていたK670という1つ古いモデルには、USB-Aしかなく、Macユーザーには不便でした。

しかし、K683AにはUSB-C端子があるので、MacやiPadでもハブや変換ケーブルなしで使えます

Macにケーブル1本で接続できる
Macにケーブル1本で接続できる

ハブを買う必要がないので、節約になりますし、手軽に使えて便利です。

もちろん、Windowsの方もケーブル1本で使えますよ。

ミュートボタンがある

FIFINE K683Aは、ミュートボタンの使い勝手が良いです。

K670Bにはミュートボタンがなかったので、ミュートしたいときは音量を0にするか、Zoomのミュートボタンを押す必要がありました。

ですがそれだと、毎回音量を合わせる必要があったり、急なピンポンや親フラへの対応が遅れてしまうんですよね。

しかしミュートボタンがあれば、手元でボタンをタッチすれば一瞬でミュートできます。

地味な機能ですが、マイクを使う頻度が多い方ほど恩恵があります。

以上の4つが、FIFINE K683Aのメリットのレビューでした。

ただもちろん、良いところだけではありません。続いては、気になったところも正直にお伝えします。

FIFINE K683Aのデメリット3つと対処法をレビュー

私がFIFINE K683Aを使っていて感じた、デメリットはこの3つです。

  • 台座が大きく場所をとる
  • やや価格は高い
  • 電動昇降デスクだと、タイプ音が響く

デメリットと一緒に、それが気にならない方や対策もお伝えしていきます。

台座が大きく場所をとる

1番のデメリットだと感じたのは、FIFINE K683Aの台座大きいです。

台座のサイズは、マンガ1冊よりやや大きいくらい。

台座はマンガの単行本より大きい
台座はマンガの単行本より大きい
マンガとマイクを横に並べてみる
マンガとマイクを横に並べてみる

もし今デスクの上にマンガを置けるスペースがない方には、オススメできません。

「K683Aのマイクで、台座だけK670と同じにしてくれたら最高なのにな」と思っています。

ただ、デスクのスペースに余裕があるなら大丈夫です。

また、台座がしっかりしている分、倒れたり落として壊す心配はありません

「どうしてもデスクを広くしたい」という方は、マイクアームでマイクを浮かせましょう

マイクアームを使っている様子は、以下の動画で見れます。↓

マイクアームの使用例

マイクアームの参考動画:【購入品】2021年10月買ってよかったもの / MiD’S LIFE

私はデスクでiPadをメモ帳がわりに書き込むことが多く、広さが欲しいので、いずれマイクアームを買う予定です。

買うつもりのマイクアームがこちら↓

やや価格は高い

FIFINE K683Aは、最安クラスのマイクではありません。低〜中価格の間くらいのランク帯にあるマイクです。

コンデンサーマイクで安いものだと、同じFIFINEで4000円代のモデルがあります。ちなみに、2020年までは3000円でしたが、値上がりしたようです。

他に人気のマイクだと、マランツというメーカーの3000円のコンデンサーマイクもあります。

「なんでもいいからとりあえずマイクが欲しい」という方には、6000円以上するK683Aはオーバースペックかもしれません。

ただ、少し高い分音質が良く、ポップガード・イヤホンジャック・ミュートボタンなど、性能は良いです。

音質にもそこそここだわり、使い勝手も求めたい方には、K683Aに7000円弱を出す価値はあります。

電動昇降デスクだと、タイプ音が響く

最後に、電動昇降デスクでFIFINE K683Aを使うと、タイピング音が響きます

学習机を使っている方や、デスクでタイピングや音が響くと感じたことのない方は、心配ありません。読み飛ばしてください。

これはマイクに原因があるのではなく、デスク側に問題があります。私が使っているFLEXISPOT EF1というデスクは、天板がプラスチック、足が金属で、少し音が響きやすいです。

まずはこちらのタイピング音を聞いてみてください。

デスクマットなしでタイピング
デスクマットなしでタイピング

「ドンドン」という振動が聞こえてしまいますよね?これは、Zoomでも結構不快に聞こえそうです。

対策としては、マイクアームで浮かす・キーボードの下にデスクマットを敷く、というのがあります。

デスクマットの上でタイピングした音声がこちらです。

続いて、マイクをアームと同じように手で浮かせて、タイピングした音声がこちらです。

マイクを浮かせてみる
マイクを浮かせてみる

ドンドンという音が消えていますよね。

ただそもそも、Web面接中であればタイピングする機会は少ないでしょうし、タイピング中にミュートすることもできます。

なので、私と同様に電動昇降デスクを使っている方でも、過度に気にする必要はないと思います。

ちなみに、私が使っているデスクマットは、YSAGiの安いフェイクレザーのものです。

タイピング音が気になる方は、合わせてレビュー記事もどうぞ。

以上が、FIFINE K683Aのデメリットでした。「大丈夫そう」と思った方は、K683Aを買っても後悔しないと思います。

それでは最後に、「K670とK683、似てるけどどっちがいいの?」という方のために、両方持っている私が比較をお伝えします。

FIFINE K683AとK670を比較レビュー

左がK670、右がK683
左がK670、右がK683

結論から言うと、FIFINE K683AとK670、オススメなのはK683Aです。

理由はこの3つです。

  1. 価格差が1000円しかない
  2. ポップガードがつき、音質自体も向上している
  3. ミュートボタンがついてる

K670も6000円するので、あと1000円払って高性能なK683Aを買った方が良いと思います。

ただしK683Aは台座が大きくスペースが必要なため、デスクが狭い方にはK670をオススメします。

FIFINE K683AとK670を表で比較すると、こんな感じです。

比較項目 / 機種K683AK670
価格6,899円5,899円
接続端子USB-A、USB-CUSB-Aのみ
ポップガード×
ミュートボタン×
台座のサイズ
音質
FIFINE K683A・K670の比較表

サイズを比較すると、K683Aが一回り大きいです。その分音質も上がっている、ということです。

マイク部分のサイズはK683Aがやや大きい
マイクはK683Aがやや大きい

音質を比べてみます。

FIFINE K670の音質がこちら。

FIFINE K683Aの音質がこちら。

声はどちらもクリアですが、ホワイトノイズ・リップノイズが、K683Aの方が少ないですね。

ポップガードは、別で買うと1000円以上するので、後でどうせつけるなら、K683Aの方がお得です。

デスクが狭い」「少しでも安くしたい」という方は、K670の方がオススメです。

K670は、ご提供品ではありますが、レビューを書いています。気になる方はご覧ください。

K670Bのレビューを読む

まとめ:FIFINE K683Aは就活生・配信初心者にオススメ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回のアイジュブログでは、FIFINE K683Aをレビューしました。

最後にもう一度、レビューをまとめておきます。

まず、メリット・デメリットはこちら。

メリット
デメリット
  • YouTubeができるクリアな音質
  • ポップガードによるノイズ低減
  • USBを挿すだけで使えて、かつUSB-Cでも接続できる
  • ミュートボタンがある
  • 台座が大きく場所をとる
  • やや価格は高い
  • 電動昇降デスクだと、タイプ音が響く

FIFINE K683Aは、こんな方にオススメのマイクです。

  • Web面接用に、良いマイクがほしい
  • YouTube配信用に、音質の良いマイクを探してる
  • 知識いらずで簡単に使えるマイクがいい

「安いマイクは不安」「音質のせいで面接落ちるの嫌だから、マイクにはこだわりたい」

そんな、少しお金を出してでも良いマイクを求めている方にとっては、K683Aはベストチョイスです。

ぜひこのマイクを手に入れて、面接で「できる人だ」と思わせたり、イケボ配信者として活躍してください。

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それでは、また別の記事でお会いしましょう!

FIFINE K683A

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