お久しぶりです。ガジェットブロガーとして活動していたアイジュです。
私は将棋が趣味なのですが、社会人になってから本格的に将棋を勉強し始めて、先月の2025年7月にやっと二段に昇段しました。
最近、昇段記念に3万円の黄楊駒を買って紹介記事を書いたので、昇段についても記録に残そうと思います。

私は2024年6月に初段になり、ちょうど1年後に昇段できました。
初段からの1年間を振り返って、昇段までにやってよかった勉強法や、二段になるために必要だったことを書いていこうと思います。
定跡書での勉強・毎日の詰将棋・棋譜並べ、など愚直な「勉強らしい勉強」はほとんどしていません。
主な勉強法は、藤森哲也先生の将棋放浪記(Youtube)と、KENTO(スマホの検討サイト)での棋譜検討でした。
私と同じように、二段を目指している方や初段で行き詰まってしまった方の参考になり、1つでも日々の勉強に取り入れてもらえたら嬉しいです。
この記事は、こんな方々に向けて書いています。
- 頑張って初段に昇段できたので、もっと強くなる方法を知りたい
- 二段の壁を感じて伸び悩んでいて、効果的な勉強方法やコツを探している
- 初段になって燃え尽きてしまい、モチベーションが低下気味
簡単に将棋歴・棋力を紹介
棋力や生活スタイルをイメージしていただくために、簡単に将棋歴やプロフィールを紹介します。
- ルールを覚えたのは小学生の頃
- 大学生の頃(2020年前後)で将棋ウォーズを始め、YouTubeで基礎を学びつつ3級まで上がり、飽きてやめる
- 社会人になり、2022年末ごろから将棋を再開
- 通勤電車で、Youtubeを見たり、毎日3局指すのが日課
- 2024年7月に初段
- 2025年7月に二段
棋力としては、こんな感じです。
- ゴキゲン中飛車党、居飛車は指せない
- 定跡はなんとなく覚えているが、細かい変化は手探り
- 5手詰めは解けるが、7手詰めはかなり苦労する
- 将棋クエストのレートは初段
- 符号は瞬時にはわからない
棋力のイメージは似ているでしょうか?
二段になるまでにやってよかったこと・効果を感じた勉強法
それでは早速、やってよかったことや、効果を感じた勉強法をお伝えします。
- 序盤:感想戦で、よく指される形への対策・パターン化(研究もどき)
- 中盤・終盤:将棋放浪記で “筋の良い手”の感覚を磨く
- 終盤:寄せの手筋本を解く
- 番外編:道場に行く・大会に出る
感想戦を必ずやる、戦法を固定する、といった基本的なことの重要性は、初段になれた方は痛感していると思います。
プラスアルファで、二段になるために効果があったと感じたのが、上に挙げた4つでした。
1つずつ、詳しくお話ししていきます。取り入れてみたいところだけ、じっくり読んでみてください。
序盤:感想戦で、よく指される形への対策・パターン化(研究もどき)
一番効果があったのが、よく見る形に対しての序盤の対策でした。
戦法を1つに絞って指していると、相手がよく指してくる形がなんとなく掴めてくると思います。
それに対し、感想戦でAIを使って検討し、少しずつ勉強すれば、有利に指せる形が見えてきます。
「相手がこの戦型ならこう指せば序盤で有利〜優勢まで持っていける」というパターンをいくつか持つことで、そのまま押し切って勝てる将棋が増えました。
もう少し具体的にお伝えします。
私はゴキゲン中飛車しか指さないですが、相手が指してくる形はあまり多くありません。
- 30〜40%は三間飛車
- 20%は超速
- 1割が相ゴキゲン中飛車
- その他(居飛車穴熊、四間飛車、嬉野流など)
というのが体感で、振り飛車が多いアマチュアでは、三間飛車がかなり多いことに気がつきました。
ただ、高段者でない限り、序盤研究を突き詰めてもあまり効率はよくありません。その形にならないことも多く、終盤のミスを減らす方が勝率に直結するためです。
とはいえ、序盤で優勢になることができれば勝率は上がります。なので、「よく指される形に対してだけ、序盤の勉強をする」のがコスパが良いと感じています。
実際の私の棋譜を例にしてみます。三段の方との対局で、お相手が三間飛車に振ってきました。

これに対し、最初は美濃囲いに組んだり金無双にしたり、三間飛車に振り直したり色々試していました。
ただ、何度も対局してAIで検討していくうちに、浮き飛車+天守閣美濃が勝ちやすい と思い、相手が三間飛車の場合はかなり指しやすくなりました。

ここまで組むと、先手がプラス100〜200点ですが、相手が組み方を間違えると一気に優勢になる変化がいくつかあります。
また、相手の飛車・角を、銀や端攻めでいじめていけるので、実戦的に指しやすい形だと思っています。
こういった形で、三間飛車にはこれ、穴熊にはこれ、のように自分の中でパターン化していくと、勝率が上がり昇段に近づいていくと思います。
感想戦には、スマホで無料で使える KENTO を愛用しています。
将棋ウォーズ棋譜検索 で探してKENTOのサイトに飛ぶと、評価値グラフと局面ごとの検討ができ、非常に使い勝手が良くオススメです。
中盤・終盤:将棋放浪記で “筋の良い手”の感覚を磨く
中盤は将棋で一番勉強が難しいと言われています。
次の一手を解いてもあまり上達している気がしなかったのですが、一番有効だったのは、藤森哲也先生の将棋放浪記(Youtube)でした。
初心者でもわかるほど解説がわかりやすい上に、指し手の考えの流れをすべて説明してもらえるので、「どういう考え方が良いのか」を感覚的に掴んでいくことができます。
例えば「玉は包むように寄せる」「まずは相手の金を狙う」「桂頭を攻める」などは、何度も藤森先生の指し手を見て解説を聞いていくうちに、実戦でも意識できるようになりました。
級位者の頃から毎日見ていましたが、より効果的に取り入れるために意識したことがあります。
それは、必ず等倍速で、手を読みながら見る、です。
楽しむために見る場合は不要だと思いますが、強くなるのが目的なら、倍速で色んな動画を見るよりも、1つの動画を集中して見た方が棋力アップにつながると思います。
中盤の手の作り方や寄せの手筋は、戦型に関わらず常に使える技術なので、振り飛車党が相居飛車の動画を見ても非常に勉強になります。
終盤:寄せの手筋本を解く
終盤については、短手数の詰みを逃すことは多くないと感じていました。
しかし、その手前の、寄せについてはいつも良い手がわからず、寄せ切れずに逆転負け、が多かったです。
そこできちんと勉強しようと思い、どんなサイトでもオススメされている金子タカシ先生の名著『寄せの手筋200』を買いました。
寄せの手筋なので、詰みや必死の問題が200問、基礎〜応用まで載っています。
例えば、美濃囲いの崩し方、端攻めの手筋などです。
正直、応用はかなり難しいと感じました。
ただ、基礎編を解くだけでも実戦には活きていますし、難しい問題は解説を見て覚えるだけでも、勝ちを拾える将棋が増えるはずです。
詰将棋はあまり解いていない方も、終盤力アップのためにとてもオススメです。
番外編:道場に行く・大会に出る
最後に番外編として、モチベアップでとても良かったのが、「駒に触れて対面で将棋を指す」ことでした。
私は普段将棋ウォーズでしか指さず、将棋好きの友達もいないので、リアルで将棋を指す機会がありませんでした。
そんな中で、最近、将棋会館がリニューアルしたという話を聞き、道場の存在を知ったので、気になって近所の道場に行ってみました。
道場に行って分かったのは、「負けました」と口に出すのが尋常ではなく悔しい ことでした。
将棋ウォーズでは詰むと自動で対局が終わりますし、途中で投了するときもボタンを押すだけです。
しかし、対面で将棋を指すときは、必ず負けを認めて宣言しないといけません。
道場には幼稚園〜小学生ぐらいの少年・少女たちがたくさんいて、子どもたちは本当に強く、大人の私も普通に負かされてしまいました。
持ち時間がない場合は、1時間ほどかかることもあり、集中力や読みの深さを鍛えられます。また、想像を絶する屈辱なので、同じ負け方をしないようにしっかり対策を覚えられる気がします。
大会も、全国のいろんな道場で開催されています。私は↓のサイトで調べて一度参加しました。
https://sho-shogi.blogspot.com/p/blog-page_13.html
大会に向けて勉強するモチベーションにもなりますし、プロ棋士や女流棋士の先生から指導対局を受けられる大会もあるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
三段になるために足りないと感じていること
二段になりもうすぐ半年になりますが、達成率は30%前後、三段には完敗した棋譜ばかりで、壁は厚いなと思う日々です。
二段は初段の延長線上にありましたが、三段からが「真の高段者」だと感じているので、その差がなんなのかを考え、高段者を目指す方のご参考になればと思います。
- 居飛車穴熊に競り勝てない
- 序盤の一手のミスを咎められると、致命的
- 受けるか攻めるか、速度計算の精度
- 悪くなってからの粘りが上手く、逆転負けする
ざっと思いついただけでも、これくらいあります。
来年中に三段を目指し、今やっている勉強はこちらです。
- 毎日将棋クエストで実戦詰将棋を解く
- 序盤のミスを細かく検討
- 終盤の悪手を細かく検討
終盤力のなさを痛感しているので、序盤と終盤をメインにしばらく取り組んでいきます。
まとめ:初段になれたのなら二段は射程圏内
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回は、一年で初段から二段に昇段するまでにやって良かったことをご紹介しました。
1つでも初段での停滞を抜け出すきっかけがあれば、嬉しく思います。
感想戦のついでの序盤研究、将棋放浪記で筋を磨く、という2つは、あまり負担がないのでぜひ取り入れてみてください。
昇段記念に買った黄楊駒のレビュー

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それでは、良い将棋ライフを!

